学校感染の情報がこないことについて、教育委員会に聞いてみた

 保護者有志による教育委員会への確認結果は以下の通り。

気になっている保護者の方々に共有したいです。周囲の藤沢市保護者の方にお知らせ下さい。


【教育委員会の説明】

①神奈川の県立学校からは陽性者の連絡が保護者に適宜通知されるため、藤沢市もそうあるべきと保護者側から指摘したところ、教育委員会の担当者レベルでは理解してもらえたが、教育委員会としての決定で現在は陽性者の通知を積極的に出さない様子であった


2021年秋頃までは、一人でも発生したら全保護者向けにメールで通知していた


③ただ、これまでも陽性者が発生したら即座に通知をしていたわけではなく濃厚接触者の調査・特定をし、状況を確認したうえで、通知すべき内容が確定したタイミングでメールを送信していた。その点が変更になったわけではない


現在は濃厚接触者等が多く、保健所の対応が変化/追いつかない状況もあり、メールで通知するタイミングが難しく、出せていないことがあるのは承知している


⑤市内保護者からは、学級閉鎖などクラス全体に措置をするときにはその情報をもらえないかという要望をいただいている。


【保護者有志からの提言】


(1)現在は災害に近い状況であり、登校判断をする上で、学校における陽性者の発生に関するリアルタイムの通知が保護者にとって非常に重要で文字通り死活問題である。すぐに改善を図るべき。


(2)どの学級かという情報は必要ないが、少なくとも、学校全体で、どの程度の陽性者が発生しているかについては情報がないとリスクを評価できない。陽性者が判明する都度、少なくとも日次通知すべき。トイレ、げた箱など生活空間を共有していることから学年がどこかは同一学校向け保護者には通知すべき。


(3)現在の対応では、重要な情報が必要なタイミングで得られないため、保護者として危機感を持てず、初動が遅れて家庭内感染に繋がる恐れもある。


(4)最近発生通知が来なくなったという話を複数の学校の保護者が訴えている。学校で感染者が増えている今のタイミングで、急にそのような話が多く聞かれるようになったのは違和感が強い。この学校は秘密主義だ、情報を隠蔽しているのではという意見も聞かれる。実際に担任の先生や校長先生が板挟みになっている状況も見られる。


そこで、教育委員会として、


1.現状の運用ルール

2.把握している課題や要望

3.善後策


を速やかに整理し、分かりやすく保護者に通知すべき。


(5)その前に、発生状況の通知の頻度・内容を充実させるという運用改善は即座に行うべき。現状のままでは、子どもを安心して登校させることが出来ず、自主休校が長期化してしまう家庭が増える懸念もある。


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