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議会へのノーマスク陳情・請願にご注意を! 

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 【拡散希望】 ノーマスク陳情・請願にご注意を! はじめに 私たちは、神奈川県藤沢市内の小中学校に子どもを通わせる保護者の有志です。様々な人間関係やSNSをきっかけにつながり、学校現場における新型コロナ対策について情報共有や意見交換をしてきました。 職業、政治的信条、そして子どもへのワクチン接種に対するスタンス等も様々ですが学校現場における新型コロナ対策については科学的合理性がある対策を求め、子どもの健康と教育、日々の楽しい生活を守ってあげたいという点で一致しています。 昨今、SNS上で、一部の人たちが、新型コロナについて 「コロナは茶番」 「人口削減計画の一貫」 などという、科学的根拠を欠く陰謀論的な主張を繰り返し、「ノーマスク」「反ワクチン」を訴える状況を見て、もしかしたら、そのような市民が市議会に働きかけをするかもしれないと懸念しました。 先日、藤沢市議会の6月の定例会においてマスク着用緩和を訴える一件の陳情が出されました。結果、賛成少数で趣旨不了承となりましたが、これはまさに、私達のそのような懸念が当たったということだと感じています。 もちろん、何らかの事情でマスクをつけられない子どももいて、そのことにも学校現場は配慮すべきであり、いかなる理由によっても差別やいじめはあってはなりません。しかしそれについては、例えば藤沢市においては教育委員会からの通知も出ています。 私たちは、今の学校現場でのコロナ対策は理想的だなどとは思っていません。色々改善してほしいこともあり、意見も伝えてきました。しかし、全く違う観点からの改善要求、意見も学校現場、教育委員会に伝えられているのが現状です。私たちは、一部の市民から、科学的根拠に欠ける独自の主張を何度も強く訴えられる学校現場、教育委員会の困惑と対応の難しさも想像しており、現場に頑張って頂くためにも、科学的根拠ある対策の継続を支持する市民の意見も積極的に可視化する必要があると考え、そのような趣旨の陳情を提出しました。 このような、「学校現場で子どものマスクを外させたい」という陳情・請願が提出されるということは今、全国の市町村議会で起きています。ぜひ、皆さんの地元の市町村議会で、おかしな趣旨の陳情・請願が提出されていないか、情報には気を付けて下さい。背景には、陰謀論のような、科学的根拠の無い主張に基づいて精力的に動く一部の方々

2月17日付、保護者有志から藤沢市への要望書です

2月17日、藤沢市保護者有志からとして、以下の要望書を教育委員会に届けてきました。 藤沢市保護者有志からの要望書(2022/2/17) 「 〈要望事項〉  文科省および神奈川県教育委員会の通に基づき、陽性者が1名でも判明したら、「学校が濃厚接触者相当の者のリストを作成し、保健所への送付により濃厚接触者が追認される」までは自宅待機させる措置を行う。 今回打ち出した方針にこだわらず、陽性者(「自主療養」含む)が3名以上確認されたら学級閉鎖を行う。  同居家族に症状がある場合は検査の有無にかかわらず出席停止とする。  「すぐメール」の運用体制を充実させ、 1名でも感染が確認されれば 、当該学校の保護者(少なくとも同一学級の保護者)には速やかに通知する。   上記1、2、3、4の対策を含め、希望者はオンライン学習や給食前の帰宅が選択できることをより積極的にわかりやすく周知する。  宿泊行事については神奈川県教育委員会からの通知および現在の感染状況を踏まえ延期、中止するようにし、もし実施する場合には事前に検査を行う。  新型コロナについては子どもにも後遺症(Long COVID)のリスクがあること等最新の知見を積極的に学び、児童にも教職員にもできるだけ感染させないようにするという前提での対策をとる。 対策の強化にあたっては「麻疹なみの感染力を持つ」とされるオミクロン株は以前よりもエアロゾル感染のリスクに要注意であることを踏まえて、2021年9月26日付要望書でも要望したCO2モニターの緊急配備も検討する。」    教育指導課、学務保健課、総務課等教育委員会の職員の方に1時間程度お時間を頂き、保護者としての不安点や要望をご説明しました。お時間頂きありがとうございました。  私たちとしては、2021年9月にも 要望書を出していますので、 ( 藤沢市保護者有志からの要望書(2021/9/26)  その多くがかなえられていないことに残念な思いは強いです。  このような場をもうけて頂き感謝ですが、担当職員のみならず、幅広い会派の市議さんにもお話しして問題意識を共有し、やはり市長、教育長にも直接声を届けたいとも考えています。  さて、藤沢市教育委員会からその場でうかがった内容はおおむね以下のようなものでした。 2022/2/17面談レポツイ  要望したいことは要望書に書いた通りなのですが

学校の宿泊行事を今実施すべきか

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  学校の宿泊行事を今実施すべきか 1 藤沢市立学校における宿泊行事の実施状況   1月以降、学校での感染が多発しているにもかかわらず、多くの学校で宿泊付スキー林間学校が実施されています。この実施、延期/中止の判断は学校ごとの校長判断であるようです。  藤沢市のガイドラインはありますが、そのガイドラインが最終的には学校判断ということになっているので、結局学校ごとに判断が分かれています。  藤沢市立中学校では、冬場に八ヶ岳でのスキー教室が予定されていました。  この実施状況において、保護者間の情報共有で知り得たことは以下の通りで、以下のように学校ごとにまちまちです(いずれも1月21日以降に実施予定だったもの)   A中学校 中止(延期かも)   B中学校 去年のうちに、2泊の予定を1泊に変更と通知していた。  1月20日にそれを日帰りでの実施と通知。更に1月24日に「3月に延期」と通知。   C中学校 1泊で実施。                    D中学校 1泊で実施予定だったが、                                     前日に陽性者が確認されて急遽中止(延期かも)に。  翻弄される子どもの心情を思うと本当にかわいそうで、学校の疲弊もどれだけ強いかと思います。  令和4年1月19日付神奈川県教育委員会教育長 の通知「 令和4年1月 21 日以降の市町村立学校の教育活動等について」には、宿泊行事に関して以下の記載があります。   220119_notice_elementaryeducation_1.pdf (pref.kanagawa.jp)  「○ 学校行事等について ①修学旅行等について ・修学旅行等の宿泊を伴う行事については、長時間の移動、集団での宿泊による感染 リスクがあることから、延期又は中止とする。 ・宿泊を伴わない校外活動のうち、県境を越えるものについては延期又は中止とする。」  藤沢市立中学校において上記のように実施した学校がありますが、この通知に明確に反していります。感染症対策に関わるこのようなことを学校判断で行ってよいのでしょうか?  これは、藤沢市のガイドラインに問題があり、見直すべきということではないかと思います。  藤沢市のガイドライン: ②藤沢市立学校新型コロナウイルス感染症対策について.pdf - G